2012年にマレーシア・クアラルンプールで住む家を探しました。
まず2週間ほどの旅行で、いくつかの物件を内覧していました。
実際にクアラルンプールへ移ってから、安いホテルに滞在しながら、本格的に探しました。
物件探しに利用したサイトは、iProperty です。
iProperty.com.my (英語)
https://www.iproperty.com.my
最初の旅行では、市内中心部 (PWTC エリア) やその周辺部 (Ampang エリア, Cheras エリア) に、郊外 (Subang Jaya エリア) の物件を内覧して、まわりの環境などもチェックしていました。
実際に、クアラルンプールへ移ってからは、PWTC エリアにしぼって、内覧をしていました。
さて、iProperty での物件探しですが、
- 賃貸の場合は、’Rent’ を選びます。
- デフォルトでは ‘All States’ になっているので、クアラルンプール市内であれば、’Kuala Lumpur’ を選びます。
- 次に地域や駅名を入力します。(ガイドブックや地図を見ながらだと良いです)
- デフォルトでは ‘All Residential’ になっているので、コンドミニアム (日本で言うところの高層マンションです。プールやジムがついていることが多いです。) ‘Condominium’ を選びます。
- 次は、家賃の最低予算を選びます。(RM1,000 以上は、1k のように記載されています。)
- その次は、家賃の最高予算を選びます。
- 次に、部屋 (Unit と呼びます) の面積の希望です。単位は、日本のように「平方メートル」でなく、「平方フィート (sq. ft.)」で表しています。例えば、1,000平方フィートは、約92.9平方メートルになります。
- 最後に、寝室 (Bedrooms) の数の希望を入力します。’2+’ というのは、寝室が2つ以上ということです。
実際に検索してみた結果は、こんな画面になります。

この検索では、わたしが以前、住んでいた PWTC 駅近くの ‘Villa Puteri Condominium’ にしぼって、検索してみました。
すると、RM2,000 (= 約54,700円, 2022年1月19日現在) や RM2,100 (= 約57,400円) の物件が出てきました。
ベッドルームが2 – 3室あり、シャワールームが2室で、駐車場は1台分です。
‘Built-up’ が専有面積です。
1,000 sq. ft. (= 約92.9平方メートル) から1,200 sq. ft. (= 約111.5平方メートル) と、家賃の割にはかなり広いユニットです。
‘Fully furnished’ と書いてあるのは、家具付きのユニットということです。
日本から家具をはるばる運ばなくても、すでに備え付けになっています。
クアラルンプールは、このような家具付きのユニットが多いです。
あとは、’View details’ で詳細情報や室内などの写真を確認して、不動産仲介エージェントに連絡を個別に取って内覧する、というシステムです。
日本のように、たくさんの不動産物件を扱う不動産業者はなく、物件ごとに扱っている不動産仲介エージェントへ個別に連絡を取るというスタイルです。
そのため、1日で4 – 5件のように、たくさんの物件を内覧しようとすると、それぞれのエージェントに連絡をして、内覧日時の調整をして、自力で現地物件に行って待ち合わせになりますので、かなりしんどいです。
物件と物件との移動時間と、クアラルンプールの暑さを考えると、1日2 – 3件の内覧が精いっぱいかなと個人的には思います。
物件が決まれば、コンドミニアムの管理会社と賃貸契約の締結です。
契約書は英語で、かつ、Tenant (借主) や Landlord (貸主) など、むずかしい単語が頻出しますが、しっかり読んで、必要があれば、訂正を依頼することが重要です。